I 水引幕(だんじり幕)

準備中

I 神功皇后新羅親征の図

神功皇后の夫、仲哀天皇は、西方の国をそなたに服属させてあげようとの神のお告げを受け入れられたが、西の方には海が広がるばかりで陸地は見えないと、ご神託を無視されたため、神の怒りをかわれ、お亡くなりになってしまわれた。

 

新たにご神託を授けられた皇后は、八百万の神々にお供え物を捧げ檜と杉の灰を入れたひょうたん・箸・平たい皿を海に散らし浮かべ、船上には住吉の三神をお祭りし、軍船を従えて西方を目指された。すると、無数の魚が船を背負い、また、追い風も吹いて、瞬く間に新羅の国に押し上がった。この勢いに恐れをなした王は戦わずして降伏した。

 

幕では新羅城ではなく龍宮城の王が出迎え、頭に魚の冠を付けた家来の魚の精たちが宝物を献上する様子が描かれている。